講座「日時計の世界」
           平成25年11月11日(月)
                  11月18日(月)
         主催:井草地域区民センター協議会

         会場:井草地域区民センター        

元東京造形大学教授で、学校・公園・個人住宅などに日時計の制作を多数手掛けている、杉並区桃井在住の小野行雄さんを講師に迎えて、「日時計」について学びました。

日時計は太陽の方位や高度の変化を利用して、日中の時刻の推移や、1年の季節の変化を知ることができます。カレンダーや時計がない時代、農作業の開始や川の氾濫時期を知るため、人々は季節を知りたいと思いました。四季の変化のある日本と異なり、中近東のように四季の変化が少ない地域では、太陽の位置から季節や時を知りたいと考え、3500年前エジプトで人類最初の科学装置として「日時計」を誕生させました。
当日は、日時計の原理や歴史の説明を聞き、更には数々の見本を実物や日本国やヨーロッパ各地の写真を見て、これを参考にしてオリジナルな紙製の携帯日時計を作りました。参加者の皆さんは興味シンシンな顔つきで、ウキウキしながら楽しそうに取り組んでいました。
2日目は、影法師日時計、身長日時計を体験しました。

世界の携帯日時計  製作した紙製携帯日時計 
   
 
日時計の原理を確認 区民センター前の広場庭にセットされた
身長日時計