杉並区立郷土博物館学芸員森泉 海さんを講師に招き、明治の終わりより井草のまちづくりに尽力した内田秀五郎氏の功績について考えました。
氏は農家の長男として生まれ、井荻村村長(のちに東京府議会議員)となり数々の事業を行いました。
現在の区画整理された街並みを作ったことをはじめとし、JR西荻窪駅や西武線の3つの駅の開設・小学校の開校・水道の整備・中島飛行機東京工場の誘致等の事業を進めました。また、府議会議員として武蔵野の景観の保護・整備にも力を入れ、杉並区では善福寺・和田掘の緑地が現在まで保全されています。
60人を超える参加者からは「祖父母から聞いた話が現実妹をおびて伝わった」「善福寺公園の銅像が誰だが分り勉強になった」「沢山人々の協力があって今の井草地域が出来ていることがわかったので、今後も私たちは仲良く協力して地域を作っていく義務があると感じた」
「第二弾もやってほしい」などの声が寄せられました。
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